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“なぜ今治産なのか”

日本一のタオル産地である今治市にて生産された70cm×140cmという大判サイズの高品質ヘビーコットンルームラグ。

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《なぜ今治なのか?》
今では日常生活の中で必要不可欠なタオルというアイテム。どうして今治産タオルがこれほど
栄華を極めているのでしょうか?
その理由は大きく分けて2つあります。

【理由1】:良質な水
タオル作りにはとても重要である豊富な地下水や伏流水など、良質な水資源に恵まれた穏やかな
風土を讃える愛媛県今治市。

高縄山系を源流とする蒼社川の伏流水や霊峰石鎚山より流れ出た、極めて重金属が少なく
硬度成分の低い良質な軟水に晒すことで繊維がやさしく仕上がります。
今治産タオルの最大の特徴である柔らかな風合いや鮮やかな色が表現できるのはこの水の力が
とても大きいのです。

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【理由2】:木綿産地としての下地
今治地方は江戸時代に白木綿の一大産地として有名で、船を利用して大阪などへ輸送をしていました。
そんな中、19世紀初めフランスで発明されたタオルは文明開化の際に日本に伝わりました。

既に綿産業での下地があった今治では、1910年には手織り機でタオル作りを開始していました。
綿の取扱いに関して長い歴史と蓄積された知識、栄枯盛衰をくぐり抜けてきた経験のある今治であるからこそ、
伝統的な製造技術と最新技術を巧みに融合させた国内最大規模のパイル生地の産地として最高品質のタオルや
パイル製品を安定供給し続けることができるのです。

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※上記内容は「今治タオル公式総合案内サイト」などを参考に致しました

今回のルームラグは通常のバスタオルなどとは異なり、あえて極厚でざっくりとした質感に仕上げた
欧州企画のコットン生地ブランケットです。デザインは古き良き時代のオールドイングランド
コンセプトにして作成しました。
当時看板のデザインなどに流行していた『ヴェンテージ・カリグラフィ」デザインをモチーフに取り入れています。

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今治の工場には何度も織機の調整を繰り返して頂きながら、このヴィンテージ感を表現しています。
何度も洗濯を重ねると、太番手の糸の毛羽立ちが進み味のある風合いにエイジングされてきます。

レジャーシーンでの活用や膝掛け、ブランケットとしての使用はもちろんのこと、ソファーや車のシートに掛けて
インテリアグッズとしてライフスタイルの中に取り入れて頂きたいアイテムです。

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商品の中に刻まれた英文は、創立者大隈重信の残した数々の名言の中から下記の言葉をとりあげ、
今の時代に、そして早稲田大学の学生、校友の方々に相応しい「常に前を見据えた人生」を表現しています。

『わが輩は楽観説である。人生を重んじて、常に未来に光明を望んで行くのである』

 

ヘビーコットンルームラグのご購入はこちらから。

早稲田大学オフィシャルグッズ×ワセコレモデルVol.5【2015SS-2】

 

撮影時スナップショット

 

【2015年5月29日撮影】

早稲田大学オフィシャルグッズ×ワセコレモデルVol.4【2015SS-1】

 

撮影時スナップショット

 

【2015年2月28日撮影】

早稲田大学オフィシャルグッズ×ワセコレモデルVol.3【2014AW】

 

撮影時スナップショット

 

【2014年10月4日撮影】

100% Made in SABAE 眼鏡フレーム

早稲田大学オリジナルメガネフレーム第一弾(2017年まで販売)に関する記事です。
2018年〜販売の商品は本ページ掲載のものとはデザインが異なりますのでご注意ください。

日本国内には各地にその土地の地場産業と呼ばれる産業が根付いています。
当店でも姫路の鞣し革、倉敷児島のデニム、愛媛今治のタオルなどを商品化し、多くの皆様にご愛用いただいております。
そしてこの度、眼鏡フレームの産地として名高い福井県鯖江市の眼鏡フレーム職人さんにご協力を頂き、
早稲田大学のオリジナル眼鏡フレームを商品化致しました。

早稲田大学オリジナルメガネフレーム

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メガネのまち鯖江

鯖江における眼鏡枠製造は、100年を超え、日本の眼鏡づくりの歴史と言えます。明治38年に創始者と呼ばれる増永五左衛門が、眼鏡は必需品になるという先見のもと、農閑期の副業として、少ない初期投資で現金収入が得られる眼鏡枠づくりに着目。当時、眼鏡づくりが盛んであった大阪や東京から職人を招き、近在の若者に眼鏡の製造技術を伝えたことが始まりと言われています。当初は「帳場」とよばれる各職人グループごとに眼鏡が作られ、その帳場ごとに職人が競い、腕を磨くことで分業独立が進みました。戦後の高度経済成長の中では眼鏡の需要も急増し、産地として大きく成長。眼鏡製造の自動化などにより生産効率を追求すると共に、品質の向上と技術開発に力を注ぎ続けています。
その高い技術力が世界で高い評価を得て、今やメガネフレーム生産シェアは、国内の約94%(2009年値)を占めています。
(「鯖江メガネファクトリー」ウェブサイトより)

 

早稲田大学オリジナルモデル

メガネフレームには、素材による分類としてメタルフレーム、セルフレーム、レンズ形状による分類としてスクエア、ボストン、ウェリントンなど様々な種類が存在します。そんな中から早稲田大学モデルとして選んだのは、セルフレームのウェリントンタイプ。

従来からある非常にオーソドックスなタイプですが、だからこそ大学という場にマッチする大変落ち着いた、インテリジェンスを感じるデザインとなっております。さらに、レンズのサイズを若干大きめにすることで、ただの定番メガネではなく、流行を感じる洗練されたデザインへと昇華させています。

 

セルフレーム

セルフレームとはブラスチック製のフレームのことで、もともとこのプラスチックにはセルロイドという素材が多く使われていたため、セルフレームという呼称が定着しています。セルロイドは加工がしやすい素材なのですが、非常に燃えやすく、セルロイドの粉末が静電気によって発火してしまうという事故が後を絶たなかったそうです。そのため、セルロイドの代わりとして現在主流となっているのがアセテートという素材を使ったフレームです。

 

アセテート

アセテートは燃えにくく、紫外線による影響も受けにくいことから現在のプラスチックフレーム素材の主流となっています。

特徴として、アセテートは綿花とパルプから作る植物繊維に、化学的に薬品等を加え加工して板状にした素材です。最終的には(時間はかなりかかりますが)土に還るエコロジーファイバー素材と言われています。また、透明度が高いため多彩な色彩再現が可能であり、素材自体がやわらかくてしなやかなために加工がしやすいなどといった利点のほか、もともと原料が有機物なので肌にやさしいという特徴もあります。

アセテートの生産は『マツケリー社』『タキロン・ローランド社』『ダイセルファインケム社』のものが殆どを占めており、今回早稲田大学モデルに使用したものはダイセルファインケム社製のものとなります。

 

早稲田大学モデル詳細

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オリジナルの菱形カシメ。角帽をモチーフにしたこの形に早稲田の精神が宿ります。

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全行程鯖江の職人さんによる日本製商品です。

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希望者にはお名前の刻印も可能です。別途料金がかかります。

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職人の名前の刻印が、技術と確かな品質への自信を表しています。

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セル枠職人

一つのフレームを作るにも、デザイン、削り出し、蝶番止め、カシメ打ち、磨きなど様々な工程が存在します。その全ての工程を専門の職人さんが請負い、全行程鯖江にて手作りで仕上げられます。shokunin_05_mono_800

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今回の企画に全面協力いただいたセル枠職人竹内公一氏

 

 

フレーム色は2パターン

早稲田大学オリジナルモデルのフレームは2パターンご用意しました。

(1)エンジ鼈甲柄

エンジの濃淡で表現されるマーブル調の鼈甲柄はまさに早稲田大学オリジナルに相応しい色味です。光にかざすとフレームが透けて、ティンプルの芯材が確認できます。

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(2)ブラック

こちらは単色ブラックフレームです。光も透けず、重厚な中にも艶のあるフレームです。

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どちらのフレームにも、上記写真のエンジの眼鏡ケースが付属致します。

 

着用イメージ

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インターネットでのご購入はこちらのWASEDA-SHOPからお申込いただけます
名入れ刻印をご希望の方はこちらのページをご覧下さい。

商品の現物はUni.Shop&Cafe125の店舗でご確認頂けます。

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